痩せるための知識

冬になると甘いものが欲しくなり太ってしまう それは季節性のうつ病かもしれません

季節性うつ病とは何か?

 

季節性うつ病(冬季うつ病、SADとも言います)と聞くと、怖い響きですね。

 

なにせ「うつ」ですからね。

 

ただ、季節性のうつ病は、一般的なうつとはちょっと違います。

 

誰がなってもおかしくない病気なのです。

 

正式名称を、季節性感情障害(SAD)というこの病気。

 

精神科医である、ノーマン・ローゼンタールさんが、うつの患者を診察していた時に、心のバランスと季節が関係するのではないか、ということに気が付きました。

 

それがきっかけで詳しい研究が行われ、1982年に【高照度光療法】という治療法が発見されたのです。

 

冬に太りやすい痩せたい

 

さらに、2年後にその季節性のうつを「季節性感情障害」と呼ぶようになり、冬に症状がでてしまうものを冬季うつ病としたわけです。

 

冬になると、元気が出なかったり、なぜか異常な食欲が出てしまいチョコレートやスナック菓子などの甘いものを欲したり、なんだかずっと眠気があるという症状がこれにあたります。

 

暑い時期(夏場)は元気なのに、寒くなるとどうも調子が悪い、という方は冬季うつ病を疑ってみてもいいかもしれません。。

 

あなたは以下の項目、いくつ当てはまりますか?

 

冬だけ当てはまるものがあるか、チェックしてみましょう。

 

  • 気分が落ちてしまう
  • 楽しいはずのことが楽しくない
  • やけに疲れやすい
  • 活動量が低下している
  • 食欲が暴走し、甘いものが食べたくなる
  • 眠気が強い

 

一般的なうつ病と違う点は、簡単に言えば症状が冬に限られるかどうかということです。

注意点として、冬場に落ち込むことが多いと一言で言っても、「忘年会に出たくない」「年末は仕事が多くて憂鬱だ」「新年の親戚の集まりが苦手だ」など、明かに冬場の行事に対して拒否感が出ている落ち込みに関しては、冬季うつ病とは言いません。

 

また、眠れなくて困るという症状ではなく、寝すぎてしまうことが多いようです。

 

そして、甘いものや炭水化物を欲してしまうことも多く見られます。

 

炭水化物を過剰に欲してしまうなんて、ダイエットの上でも大変よろしくないですね。

 

ちなみに、冬だけでなく、夏場のうつ病もあるようです。(私自身は、夏に極端に元気がなくなるので夏場うつ病かもしれません)

 

冬季うつ病を治療方法とは

 

まず、最も大事なことの1つが、日光にたくさん当たることだと言われています。

 

冬季うつ病は日照時間との関係があることが分っており、身体が日光浴を求めている状態なのかもしれません。

 

日照時間が日本よりも短い、フィンランドやスウェーデン、アラスカといった国では、冬季うつの発症率が人口の約10%らしいのです。

 

近年の日本では美白ブームなどとと言われていますが、心身の健康を考えるのなら日光浴は欠かしてはならないのだと思います。

 

日照時間

 

日照時間と心のバランスが関係することから、冬に落ち込み、春になるといったん良くなり、梅雨時期にまた落ち込むといったことも多く見られると言います。

 

ですので、年間を通して、日光にはなるべく当たるように工夫されることをお勧めします。(日焼けが気になる女性は、顔以外を日光に当てると良いと思います)

 

ちなみに、窓越しの光でも無いよりはずっと良いのですが、直接肌に日光を当てた方が良いと思われます。

 

冬季うつは、体内のビタミンD濃度の低下とも相関性が見られており、ビタミンDは日光を肌に直接当てることで作られます。

 

体内でのビタミンD生成には、UVB波が必要とされており、UVB波は窓ガラスでだいぶ弱くなってしまうため、窓越しの光よりも、直接の日光の方がより良いと思われます。

 

また、冬季うつは、サーカディアンリズム(概日リズム)を整えることでも改善されると思われますので、朝起きたら光を浴びるということを心がけることも大切かと思います。

 

そして、健康的な食事を意識をされることも大事です。

 

季節性のうつに限らずなのですが、うつ病というのは脳内ホルモン(神経伝達物質)のセロトニンが不足することで起こることが分っています。

 

セロトニンを増やすためにには、セロトニンの材料となるたんぱく質(トリプトファン)が必要なのです。

 

トリプトファンは、必須アミノ酸の一種で、肉や魚、大豆などのタンパク質をとることで補うことができます。

 

ただ、トリプトファンが体内でセロトニンになるためには、ビタミンB群(ビタミンB1、B3、B6、B9)やビタミンCなどが必要になりますので、野菜などもバランスよく食べる必要があるのです。

 

一般的にトリプトファン吸収には、バナナが良いとされています。

 

バナナと魚の組み合わせ

 

個人的に最もお勧めなのは、魚とバナナを食べることです。

 

上述にもありますように、冬季うつはビタミンDが必要なのですが、魚にはそのビタミンDが豊富に含まれていますし、うつの治療には欠かせないオメガ3脂肪酸も豊富に含まれています。

 

ですので、冬季うつ病改善には魚はかなり良い物であると考えます。

 

とくに、冬の魚は脂がのっていて美味しいので、ぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

 

冬季うつ病には、

 

  1. 朝の光がとても良い
  2. 日光はなるべく直接肌に当てよう
  3. ベストな食べ物は魚とバナナの組合せである

 

と言ったところでしょうか。

 

冬になると気分が乗らない、冬は必要以上に食欲があり太ってしまう、眠くて仕方ない、などお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

 

また、日光にガンガン当たりたくないと思っている方や、食事をそこまで変化させられないという方は、マルチビタミンを活用されるのも良いかと思います。

 

マルチビタミンに関しては、こちらに詳しく書いてありますので、よろしければ。→ダイエット中の不足した栄養素はマルチビタミンを活用する

 

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